GitHubトレンド週刊 8/4号

8/24 付の GitHub Trending からいくつかピックアップして紹介します。

1. Docusaurus 2.0

GitHub： https://github.com/facebook/docusaurus

Docusaurus は Meta（Facebook）が管理している Web サイトを簡単に構築・リリースおよび運用するためのプロジェクトです。

Docusaurus v1 は非常に成功していますが、アーキテクチャ上のいくつかの制限がありました：

・React はサーバー側のテンプレート言語としてのみ使用され、クライアントでは使用されませんでした。
・テーマシステムはかなり限られており、CSS でいくつかの色を変更する以外に、より高度なカスタマイズを行うことは困難でした。
・ドキュメントのバージョン管理システムは、差分アルゴリズムに基づいていたため、混乱していました。
・コードベースはモノリシックで、十分にテストされておらず、拡張も容易ではありませんでした。

Docusaurus v2 は、新しいモジュラーアーキテクチャでゼロから再構築されました：

・React はクライアントでも使用されるようになり、最新のシングルページアプリケーションナビゲーションが可能になりました。
・プラグインは、コミュニティがサードパーティのパッケージとして有用な機能を提供することを可能になりました。
・テーマシステムが豊富になリました。
・ドキュメントのバージョン管理がスナップショットコピーに基づくようになり、理解しやすくなりました。
・ドキュメント、ブログ、ページ、バージョン管理、i18n...などの機能が追加されました。

2. LmHex : リバースエンジニア向け、目に優しい 16 進エディタ

Github: https://github.com/WerWolv/ImHex

ImHex は、スイス出身の 23 歳の組込みシステムエレクトロニクスエンジニア Nik(別名 WerWolv)が開発した 16 進数エディタです。
Nik は組込みシステム、オペレーティングシステムの最下層開発に魅力され、低レベルの言語プログラミングに長く没頭し、16 進数コードに触れる時間が非常に多く、視覚疲労になりやすいと感じたため、このツールを開発しました。

3. CodeEdit : macOS 用のコードエディタ

GitHub: https://github.com/CodeEditApp/CodeEdit

CodeEdit は、macOSに特化し、コミュニティによってコミュニティのために構築されたコードエディタで、構文の強調表示、コード補完、プロジェクトの検索と置換、スニペット、ターミナル、タスクの実行、デバッグ、git 統合、コードレビュー、拡張機能などさまざまな機能があります。
＊CodeEdit は現在開発中であり、ダウンロードによるアプリの提供はまだ行っていません。